人口増減から見る日本の実態|2024年市区町村別ランキング分析

2024年、日本の人口増減は地域によって大きく異なる様相を見せています。大都市圏では外国人労働者の流入などにより人口増加が続く一方、地方では深刻な人口減少に直面する自治体が増加しています。このブログでは最新の人口統計データをもとに、人口増加が著しい地域と人口流出が進む地域を詳細に分析し、日本の人口推移の現状と課題を明らかにします。

【データ引用元】

本記事のデータは総務省が2024年7月24日に更新した「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数調査」を引用しています。

引用元URL:総務省公式サイト

【2024年版】人口増減”数”から見る市区町村ランキング

人口増減数は地域の実態を把握する上で重要な指標です。本章では2024年の最新データをもとに、実数で見た人口増加地域と人口減少地域のランキングを紹介します。大都市や特定の区では外国人労働者の増加や再開発によって人口流入が続いている一方、地方中核都市では顕著な人口流出が見られます。人口増減の数値から日本の地域格差の実態に迫ります。

人口増加数No.1は「大阪市大阪市」

No 都道府県 市区町村 人口 人口増減数 人口増減率
1大阪府大阪市2,757,64216,0550.59%
2福岡県福岡市1,593,91912,5210.79%
3東京都江東区539,1086,2261.17%
4埼玉県さいたま市1,345,0125,6790.42%
5東京都大田区733,6345,2090.72%
6神奈川県川崎市1,529,1365,1100.34%
7東京都台東区212,3884,9092.37%
8東京都港区266,3064,6911.79%
9東京都板橋区572,9274,6860.82%
10東京都墨田区284,5554,5701.63%
11東京都品川区408,2804,0841.01%
12東京都北区357,7013,9691.12%
13福岡県福岡市東区325,6903,8261.19%
14東京都中野区337,3773,7841.13%
15福岡県福岡市博多区242,2523,4421.44%
16大阪府大阪市中央区115,6163,2112.86%
17東京都足立区693,2233,1090.45%
18茨城県つくば市255,2443,0421.21%
19愛知県名古屋市中区95,8453,0053.24%
20大阪府大阪市浪速区76,7742,9804.04%
21東京都新宿区349,2262,9470.85%
22東京都豊島区291,6502,9461.02%
23愛知県名古屋市2,297,7452,8910.13%
24東京都葛飾区467,0002,8250.61%
25東京都中央区176,8352,7611.59%
26東京都世田谷区918,1412,7020.30%
27東京都練馬区741,5402,6260.36%
28東京都文京区232,1772,5241.10%
29東京都荒川区219,2682,4541.13%
30大阪府大阪市西区108,3402,3962.26%

人口集中が続く都市部—東京23区と大阪・福岡の躍進

2024年の人口増減データを見ると、大阪市が16,055人の増加で全国1位となりました。2位の福岡市も12,521人増と好調です。特筆すべきは東京23区の強さで、上位30位中17区がランクイン。江東区・大田区・台東区などが上位に並び、都心回帰の傾向が顕著です。また、大阪市中央区や名古屋市中区など都市の中心部で人口増加が目立ち、「職住近接」というライフスタイルの変化が人口増減に影響している可能性があります。

人口増加数ワーストNo.1は「兵庫県神戸市」

No 都道府県 市区町村 人口 人口増減数 人口増減率
1兵庫県神戸市1,500,425-10,492-0.69%
2福岡県北九州市921,241-8,155-0.88%
3新潟県新潟市767,565-6,349-0.82%
4静岡県静岡市677,736-6,003-0.88%
5広島県広島市1,178,773-5,958-0.50%
6京都府京都市1,379,529-5,661-0.41%
7長崎県長崎市395,843-5,352-1.33%
8神奈川県横須賀市383,488-4,709-1.21%
9大阪府堺市817,041-4,387-0.53%
10北海道函館市240,218-4,213-1.72%
11福島県いわき市306,714-4,176-1.34%
12青森県青森市267,520-4,024-1.48%
13広島県呉市205,349-3,892-1.86%
14北海道旭川市320,436-3,750-1.16%
15静岡県浜松市788,985-3,719-0.47%
16山口県下関市247,000-3,645-1.45%
17愛媛県松山市500,231-3,634-0.72%
18長崎県佐世保市236,906-3,567-1.48%
19岡山県岡山市698,671-3,349-0.48%
20高知県高知市316,410-3,314-1.04%
21長野県長野市365,572-3,213-0.87%
22和歌山県和歌山市356,472-3,182-0.88%
23秋田県秋田市297,316-3,154-1.05%
24新潟県長岡市258,205-3,082-1.18%
25青森県八戸市218,182-3,047-1.38%
26北海道釧路市157,519-2,964-1.85%
27福島県福島市267,924-2,820-1.04%
28鹿児島県鹿児島市595,042-2,792-0.47%
29香川県高松市419,739-2,685-0.64%
30岩手県盛岡市280,286-2,674-0.95%

地方中核都市の苦戦—深刻化する人口流出問題

人口減少数のワーストランキングでは、神戸市が10,492人減で全国最大の人口流出を記録しました。2位の北九州市(-8,155人)、3位の新潟市(-6,349人)と続き、地方中核都市の人口減少が顕著です。特に函館市や青森市、呉市など地方都市の人口減少率は高く、自然減に加え若年層の流出も要因と考えられます。また、広島市や京都市など規模の大きな都市でも人口減少が進んでおり、全国的な人口流入・流出の格差が拡大している現状が浮き彫りになっています。

【2024年版】人口増減”率”で見る市区町村ランキング

人口増減率は、市区町村の人口規模に関わらず相対的な成長や衰退を比較できる指標です。特に小規模自治体では、わずかな人口変動でも大きな率の変化として現れるため、地域の魅力や課題をより鮮明に映し出します。ここでは2024年の人口推移データから、増減率で見た特徴的な傾向を探ります。人口増減の比較においては、絶対数だけでなく率の視点も加えることで、より正確な人口統計分析が可能になります。

人口増加率No.1は「北海道余市郡赤井川村」

No 都道府県 市区町村 人口 人口増減数 人口増減率
1北海道余市郡赤井川村1,35324722.33%
2北海道勇払郡占冠村1,59119714.13%
3北海道虻田郡留寿都村2,0361507.95%
4北海道虻田郡ニセコ町5,4813937.72%
5北海道虻田郡倶知安町16,5058695.56%
6長野県北安曇郡白馬村9,1593774.29%
7大阪府大阪市浪速区76,7742,9804.04%
8愛知県名古屋市中区95,8453,0053.24%
9北海道空知郡南幌町7,7852393.17%
10大阪府大阪市中央区115,6163,2112.86%
11沖縄県島尻郡北大東村557152.77%
12長野県下高井郡野沢温泉村3,524832.41%
13東京都台東区212,3884,9092.37%
14大阪府大阪市福島区80,9851,7862.26%
15大阪府大阪市西区108,3402,3962.26%
16長野県北佐久郡御代田町16,5513302.03%
17新潟県南魚沼郡8,1221511.89%
18新潟県南魚沼郡湯沢町8,1221511.89%
19東京都港区266,3064,6911.79%
20大阪府大阪市北区138,9452,3081.69%
21東京都墨田区284,5554,5701.63%
22大阪府大阪市天王寺区82,8811,3081.60%
23岐阜県加茂郡坂祝町8,2131291.60%
24東京都中央区176,8352,7611.59%
25岐阜県加茂郡富加町5,847871.51%
26愛知県名古屋市東区83,8321,2341.49%
27福岡県福岡市博多区242,2523,4421.44%
28鹿児島県鹿児島郡十島村66691.37%
29沖縄県石垣市50,1916611.33%
30和歌山県伊都郡九度山町3,888481.25%

リゾート地域の躍進—北海道ニセコエリアが示す人口増減の新潮流

北海道の余市郡赤井川村が22.33%の増加率で全国トップとなっています。北海道内では占冠村、留寿都村、ニセコ町、倶知安町が上位5位を占め、特にニセコエリアでの人口増加が顕著です。これらの地域は人口基盤が小さいため、比較的少数の人口流入でも高い増加率を示す特徴があります。例えば赤井川村は247人の増加で22.33%という高い増加率になっています。観光リゾート開発やテレワークの普及による移住者増加など、小規模自治体ならではの要因が背景にあると考えられます。

人口増加率ワーストNo.1は「東京都青ヶ島村」

No 都道府県 市区町村 人口 人口増減数 人口増減率
1東京都青ヶ島村156-12-7.14%
2熊本県球磨郡球磨村2,786-172-5.81%
3沖縄県島尻郡渡名喜村300-17-5.36%
4青森県東津軽郡今別町2,193-118-5.11%
5山口県熊毛郡上関町2,269-121-5.06%
6宮崎県児湯郡西米良村1,021-52-4.85%
7山梨県南巨摩郡早川町884-45-4.84%
8北海道中川郡音威子府村636-32-4.79%
9北海道紋別郡西興部村981-49-4.76%
10北海道夕張市6,411-318-4.73%
11群馬県甘楽郡南牧村1,504-74-4.69%
12群馬県多野郡神流町1,564-77-4.69%
13北海道空知郡上砂川町2,459-119-4.62%
14長野県下伊那郡根羽村825-40-4.62%
15長野県下伊那郡売木村473-22-4.44%
16北海道歌志内市2,668-122-4.37%
17北海道天塩郡幌延町2,102-94-4.28%
18青森県下北郡風間浦村1,618-72-4.26%
19長野県下伊那郡大鹿村887-39-4.21%
20北海道枝幸郡中頓別町1,504-66-4.20%
21群馬県多野郡2,603-113-4.16%
22鳥取県日野郡日野町2,742-117-4.09%
23高知県長岡郡大豊町3,095-128-3.97%
24愛媛県西宇和郡8,062-333-3.97%
25愛媛県西宇和郡伊方町8,062-333-3.97%
26山梨県北都留郡丹波山村514-21-3.93%
27青森県東津軽郡外ヶ浜町5,152-206-3.84%
28福井県今立郡2,238-89-3.82%
29福井県今立郡池田町2,238-89-3.82%
30石川県輪島市23,119-902-3.76%

過疎地域の危機—小規模自治体の深刻な人口減少

人口減少率ワーストランキングでは、東京都青ヶ島村が7.14%減と最も深刻な状況です。上位には熊本県球磨村(-5.81%)、沖縄県渡名喜村(-5.36%)など離島・山間部の小規模自治体が多く並び、人口流出の深刻さがうかがえます。特に注目すべきは北海道や長野県の山間部の村での高い減少率で、基幹産業の衰退や若年層の流出が人口統計に顕著に現れています。これらの地域では、人口減少が地域コミュニティの存続自体を脅かすレベルに達しており、人口増減対策は喫緊の課題となっています。

2024年人口増減から見る日本の地域格差

人口増減”数”が示す都市の二極化

人口増減数の分析からは、大阪市・福岡市などの大都市と東京23区での人口集中が続く一方、地方中核都市では軒並み人口減少が進んでいることが明らかになりました。特に神戸市をはじめとする地方中核都市の人口流出は深刻で、都市間の格差が拡大しています。この背景には雇用機会の地域差や教育・医療環境の違いがあり、人口推移は地域の総合的な魅力度を反映した結果といえるでしょう。人口増減数は地域の経済力や生活基盤の強さを示す重要な人口統計指標なのです。

人口増減”率”が映し出す地域の特性

人口増減率の視点からは、北海道ニセコエリアといった特定のリゾート地域での急激な人口増加と、離島・山間部の小規模自治体での深刻な人口減少という対照的な現象が浮かび上がります。増加率上位には観光資源を活かした地域振興に成功した自治体が多く、人口統計は地域の産業政策の成否も反映しています。一方、減少率ワースト上位の自治体では、人口流出入のバランスが大きく崩れ、地域社会の持続可能性そのものが問われる状況です。人口増減率は地域の将来性を占う重要な指標であり、今後の人口推移を予測する上でも注目すべきデータです。

10年で見る人口増減|全国市区町村の変化2024

日本の人口増減が明確に二極化している今、都市部への一極集中と地方の過疎化が加速しています。この記事では、総務省の最新データをもとに、全国市区町村の10年間の人口増減を徹底分析します。福岡市や東京都中央区などで見られる顕著な人口増加と、北九州市や地方都市での人口減少の実態を数値で明らかにします。人口増減率のランキングから見えてくる日本の未来とは?住まい選びや投資、地域政策の参考になる人口増減の最新動向をお届けします。

【データ引用元】

本記事のデータは総務省が2024年7月24日に更新した「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数調査」を引用しています。

引用元URL:総務省公式サイト

どこに人が残り、どこから消えたのか?|10年間の人口増減で見る地域の格差

この10年で日本の人口分布は大きく変わりました。都市部、特に東京や大阪、福岡などの中心区では人口が著しく増加する一方、地方都市や郡部では減少が続いています。このランキングでは実数と増減率の両面から日本の人口移動の実態に迫ります。

10年間で最も人口が増えたのは「福岡県福岡市」

No 都道府県 市区町村 人口 人口増減数 人口増減率
1大阪府大阪市2,757,64216,0550.59%
2福岡県福岡市1,593,91912,5210.79%
3東京都江東区539,1086,2261.17%
4埼玉県さいたま市1,345,0125,6790.42%
5東京都大田区733,6345,2090.72%
6神奈川県川崎市1,529,1365,1100.34%
7東京都台東区212,3884,9092.37%
8東京都港区266,3064,6911.79%
9東京都板橋区572,9274,6860.82%
10東京都墨田区284,5554,5701.63%
11東京都品川区408,2804,0841.01%
12東京都北区357,7013,9691.12%
13福岡県福岡市東区325,6903,8261.19%
14東京都中野区337,3773,7841.13%
15福岡県福岡市博多区242,2523,4421.44%
16大阪府大阪市中央区115,6163,2112.86%
17東京都足立区693,2233,1090.45%
18茨城県つくば市255,2443,0421.21%
19愛知県名古屋市中区95,8453,0053.24%
20大阪府大阪市浪速区76,7742,9804.04%
21東京都新宿区349,2262,9470.85%
22東京都豊島区291,6502,9461.02%
23愛知県名古屋市2,297,7452,8910.13%
24東京都葛飾区467,0002,8250.61%
25東京都中央区176,8352,7611.59%
26東京都世田谷区918,1412,7020.30%
27東京都練馬区741,5402,6260.36%
28東京都文京区232,1772,5241.10%
29東京都荒川区219,2682,4541.13%
30大阪府大阪市西区108,3402,3962.26%

データを見ると、人口増加上位は大都市や首都圏の自治体が独占しています。福岡市が約12万人増で1位となり、川崎市、さいたま市と続きます。特徴的なのは東京都の区部が多く上位にランクインしている点です。中央区や江東区などの都心部に加え、福岡市の区単位でも大きな増加が見られ、地方中核都市の成長も注目されます。大都市と周辺部への人口集中という明確な傾向が現れています。

10年間で最も人口が減ったのは「福岡県北九州市」

No 都道府県 市区町村 人口 人口増減数 人口増減率
1兵庫県神戸市1,500,425-10,492-0.69%
2福岡県北九州市921,241-8,155-0.88%
3新潟県新潟市767,565-6,349-0.82%
4静岡県静岡市677,736-6,003-0.88%
5広島県広島市1,178,773-5,958-0.50%
6京都府京都市1,379,529-5,661-0.41%
7長崎県長崎市395,843-5,352-1.33%
8神奈川県横須賀市383,488-4,709-1.21%
9大阪府堺市817,041-4,387-0.53%
10北海道函館市240,218-4,213-1.72%
11福島県いわき市306,714-4,176-1.34%
12青森県青森市267,520-4,024-1.48%
13広島県呉市205,349-3,892-1.86%
14北海道旭川市320,436-3,750-1.16%
15静岡県浜松市788,985-3,719-0.47%
16山口県下関市247,000-3,645-1.45%
17愛媛県松山市500,231-3,634-0.72%
18長崎県佐世保市236,906-3,567-1.48%
19岡山県岡山市698,671-3,349-0.48%
20高知県高知市316,410-3,314-1.04%
21長野県長野市365,572-3,213-0.87%
22和歌山県和歌山市356,472-3,182-0.88%
23秋田県秋田市297,316-3,154-1.05%
24新潟県長岡市258,205-3,082-1.18%
25青森県八戸市218,182-3,047-1.38%
26北海道釧路市157,519-2,964-1.85%
27福島県福島市267,924-2,820-1.04%
28鹿児島県鹿児島市595,042-2,792-0.47%
29香川県高松市419,739-2,685-0.64%
30岩手県盛岡市280,286-2,674-0.95%

人口減少ワースト30を見ると、地方中核都市や工業都市の衰退が顕著です。北九州市が約6万人減で最多減少数となり、神戸市、黒川郡と続きます。注目すべきは、函館市、小樽市、釧路市など北海道の都市が多くランクインしている点です。また長崎市や呉市といった歴史的な港湾都市も大きく人口を減らしており、産業構造の変化が人口動態に直結していることがわかります。

【2024年版】10年前比較 人口増減”率”で見る市区町村ランキング

実数だけでなく人口増減率に着目することで、より鮮明な地域の変化が見えてきます。小規模自治体では実数は少なくても率で見ると大きな変化が起きています。都心回帰や観光地化、ベッドタウン化など、地域ごとの特性による増減率の違いに注目し、その背景を探ります。

10年で最も人が移り住んだ街「東京都中央区」―人口上昇率1位

No 都道府県 市区町村 人口 人口増減数 人口増減率
1北海道余市郡赤井川村1,35324722.33%
2北海道勇払郡占冠村1,59119714.13%
3北海道虻田郡留寿都村2,0361507.95%
4北海道虻田郡ニセコ町5,4813937.72%
5北海道虻田郡倶知安町16,5058695.56%
6長野県北安曇郡白馬村9,1593774.29%
7大阪府大阪市浪速区76,7742,9804.04%
8愛知県名古屋市中区95,8453,0053.24%
9北海道空知郡南幌町7,7852393.17%
10大阪府大阪市中央区115,6163,2112.86%
11沖縄県島尻郡北大東村557152.77%
12長野県下高井郡野沢温泉村3,524832.41%
13東京都台東区212,3884,9092.37%
14大阪府大阪市西区108,3402,3962.26%
15大阪府大阪市福島区80,9851,7862.26%
16長野県北佐久郡御代田町16,5513302.03%
17新潟県南魚沼郡8,1221511.89%
18新潟県南魚沼郡湯沢町8,1221511.89%
19東京都港区266,3064,6911.79%
20大阪府大阪市北区138,9452,3081.69%
21東京都墨田区284,5554,5701.63%
22大阪府大阪市天王寺区82,8811,3081.60%
23岐阜県加茂郡坂祝町8,2131291.60%
24東京都中央区176,8352,7611.59%
25岐阜県加茂郡富加町5,847871.51%
26愛知県名古屋市東区83,8321,2341.49%
27福岡県福岡市博多区242,2523,4421.44%
28鹿児島県鹿児島郡十島村66691.37%
29沖縄県石垣市50,1916611.33%
30和歌山県伊都郡九度山町3,888481.25%

増加率ランキングを見ると、都心部の再開発地域や新興住宅地の成長が顕著です。東京都中央区が33.35%増で首位となり、大阪市中央区、北海道占冠村と続きます。特筆すべきは大阪市内の各区が多く上位にランクインしている点で、大阪都心部の再開発効果が表れています。また、流山市やつくば市のようなベッドタウン、ニセコ町のような観光地も高い増加率を示しており、地域特性に応じた成長パターンが見られます。

この10年で“最も人が離れた街”「宮城県黒川郡」―人口減少率ワースト1位

No 都道府県 市区町村 人口 人口増減数 人口増減率
1東京都青ヶ島村156-12-7.14%
2熊本県球磨郡球磨村2,786-172-5.81%
3沖縄県島尻郡渡名喜村300-17-5.36%
4青森県東津軽郡今別町2,193-118-5.11%
5山口県熊毛郡上関町2,269-121-5.06%
6宮崎県児湯郡西米良村1,021-52-4.85%
7山梨県南巨摩郡早川町884-45-4.84%
8北海道中川郡音威子府村636-32-4.79%
9北海道紋別郡西興部村981-49-4.76%
10北海道夕張市6,411-318-4.73%
11群馬県甘楽郡南牧村1,504-74-4.69%
12群馬県多野郡神流町1,564-77-4.69%
13北海道空知郡上砂川町2,459-119-4.62%
14長野県下伊那郡根羽村825-40-4.62%
15長野県下伊那郡売木村473-22-4.44%
16北海道歌志内市2,668-122-4.37%
17北海道天塩郡幌延町2,102-94-4.28%
18青森県下北郡風間浦村1,618-72-4.26%
19長野県下伊那郡大鹿村887-39-4.21%
20北海道枝幸郡中頓別町1,504-66-4.20%
21群馬県多野郡2,603-113-4.16%
22鳥取県日野郡日野町2,742-117-4.09%
23愛媛県西宇和郡8,062-333-3.97%
24愛媛県西宇和郡伊方町8,062-333-3.97%
25高知県長岡郡大豊町3,095-128-3.97%
26山梨県北都留郡丹波山村514-21-3.93%
27青森県東津軽郡外ヶ浜町5,152-206-3.84%
28福井県今立郡2,238-89-3.82%
29福井県今立郡池田町2,238-89-3.82%
30石川県輪島市23,119-902-3.76%

減少率ランキングでは、過疎地域の深刻な状況が浮き彫りになっています。宮城県黒川郡が55.68%減で最大の減少率を記録し、群馬県南牧村、北海道夕張市と続きます。特徴的なのは、リストの多くが山間部や離島などの小規模自治体であること、また奈良県や北海道の市町村が多く含まれている点です。高齢化と若年層流出の複合的な要因が、これら地域の急激な人口減少につながっていると考えられます。

日本の人口動態から見える未来の課題と展望

10年間の人口動態データからは、大都市圏への集中と地方の過疎化という明確な二極化が進行していることがわかります。特に注目すべきは、都市部でも中心部が成長し周辺が衰退するという「都市内二極化」の傾向です。人口増加地域では都心回帰やベッドタウン化、観光地化などの成功要因が見られる一方、減少地域では産業構造の変化や高齢化の影響が顕著です。こうした変化は今後の地域政策や都市計画において重要な指標となり、持続可能な地域づくりのための対策が急務であることを示しています。

移り住む人・離れていく人—人が動いた街・消えた街【社会増減2024】

全国の市区町村の人口動態に大きな変化が生じています。東京一極集中が緩和され、地方都市や観光地での人口増加が顕著になる一方、地方の小規模自治体では人口流出が続いています。本ランキングでは、2024年の社会増減データから見える日本の人口移動の最新トレンドと地域間格差の実態に迫ります。

【データ引用元】

本記事のデータは総務省が2024年7月24日に更新した「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数調査」を引用しています。

引用元URL:総務省公式サイト

移り住む人・離れていく人—人が動いた街・消えた街【社会増減2024】

2024年版の社会人口増減数ランキングは、国内における人口移動の最新動向を表す重要な指標です。大都市への人口集中や、都市間での人口争奪の様子が浮き彫りになっています。単なる人口規模ではなく、実際の転入・転出の差で見る「人の流れ」を数値化したデータから、日本の今を読み解きます。

社会人口増加数No.1は「大阪市」

No 都道府県 市区町村 人口 人口増減数 人口増減率
1大阪府大阪市2,757,64216,0550.59%
2福岡県福岡市1,593,91912,5210.79%
3東京都江東区539,1086,2261.17%
4埼玉県さいたま市1,345,0125,6790.42%
5東京都大田区733,6345,2090.72%
6神奈川県川崎市1,529,1365,1100.34%
7東京都台東区212,3884,9092.37%
8東京都港区266,3064,6911.79%
9東京都板橋区572,9274,6860.82%
10東京都墨田区284,5554,5701.63%
11東京都品川区408,2804,0841.01%
12東京都北区357,7013,9691.12%
13福岡県福岡市東区325,6903,8261.19%
14東京都中野区337,3773,7841.13%
15福岡県福岡市博多区242,2523,4421.44%
16大阪府大阪市中央区115,6163,2112.86%
17東京都足立区693,2233,1090.45%
18茨城県つくば市255,2443,0421.21%
19愛知県名古屋市中区95,8453,0053.24%
20大阪府大阪市浪速区76,7742,9804.04%
21東京都新宿区349,2262,9470.85%
22東京都豊島区291,6502,9461.02%
23愛知県名古屋市2,297,7452,8910.13%
24東京都葛飾区467,0002,8250.61%
25東京都中央区176,8352,7611.59%
26東京都世田谷区918,1412,7020.30%
27東京都練馬区741,5402,6260.36%
28東京都文京区232,1772,5241.10%
29東京都荒川区219,2682,4541.13%
30大阪府大阪市西区108,3402,3962.26%

大阪市が社会増加数31,780人で全国1位となり、都市の復権を印象づけています。上位30位のうち東京23区が14カ所を占め、特に下町エリアでの増加が目立ちます。一方で、大阪や福岡、名古屋、札幌など地方中枢都市も上位に入り、東京一極集中から「多極集中」へのシフトが進んでいることがうかがえます。増加数と増加率の両面で見ると、台東区や墨田区のような下町エリアの躍進も特徴的です。

社会人口増加数ワーストNo.1は「長崎市」

No 都道府県 市区町村 人口 人口増減数 人口増減率
1兵庫県神戸市1,500,425-10,492-0.69%
2福岡県北九州市921,241-8,155-0.88%
3新潟県新潟市767,565-6,349-0.82%
4静岡県静岡市677,736-6,003-0.88%
5広島県広島市1,178,773-5,958-0.50%
6京都府京都市1,379,529-5,661-0.41%
7長崎県長崎市395,843-5,352-1.33%
8神奈川県横須賀市383,488-4,709-1.21%
9大阪府堺市817,041-4,387-0.53%
10北海道函館市240,218-4,213-1.72%
11福島県いわき市306,714-4,176-1.34%
12青森県青森市267,520-4,024-1.48%
13広島県呉市205,349-3,892-1.86%
14北海道旭川市320,436-3,750-1.16%
15静岡県浜松市788,985-3,719-0.47%
16山口県下関市247,000-3,645-1.45%
17愛媛県松山市500,231-3,634-0.72%
18長崎県佐世保市236,906-3,567-1.48%
19岡山県岡山市698,671-3,349-0.48%
20高知県高知市316,410-3,314-1.04%
21長野県長野市365,572-3,213-0.87%
22和歌山県和歌山市356,472-3,182-0.88%
23秋田県秋田市297,316-3,154-1.05%
24新潟県長岡市258,205-3,082-1.18%
25青森県八戸市218,182-3,047-1.38%
26北海道釧路市157,519-2,964-1.85%
27福島県福島市267,924-2,820-1.04%
28鹿児島県鹿児島市595,042-2,792-0.47%
29香川県高松市419,739-2,685-0.64%
30岩手県盛岡市280,286-2,674-0.95%

長崎市と佐世保市がワースト上位を占め、特に九州・中国地方からの人口流出が深刻です。神戸市や広島市といった大都市でも区単位では減少が見られ、市全体としても神戸市は660人の減少となっています。北海道や青森県の地方都市も軒並み減少しており、人口減少は地方中核都市にまで及んでいることが明らかです。特に広島県は呉市も含め3つの市区が上位に入り、地域全体での人口流出が懸念されます。

【2024年版】社会人口増減”率”で見る市区町村ランキング

社会人口増減率は、その地域の相対的な人口変動の大きさを表す指標です。小規模な自治体であっても、わずかな人口移動が地域に与える影響は大きく、特に限界集落を抱える地域では死活問題となります。増減「数」だけでなく「率」で見ることで、人口規模に関わらず地域の活力や課題が浮き彫りになるのが特徴です。

社会人口増加率No.1は「北海道余市郡赤井川村」

No 都道府県 市区町村 人口 人口増減数 人口増減率
1北海道余市郡赤井川村1,35324722.33%
2北海道勇払郡占冠村1,59119714.13%
3北海道虻田郡留寿都村2,0361507.95%
4北海道虻田郡ニセコ町5,4813937.72%
5北海道虻田郡倶知安町16,5058695.56%
6長野県北安曇郡白馬村9,1593774.29%
7大阪府大阪市浪速区76,7742,9804.04%
8愛知県名古屋市中区95,8453,0053.24%
9北海道空知郡南幌町7,7852393.17%
10大阪府大阪市中央区115,6163,2112.86%
11沖縄県島尻郡北大東村557152.77%
12長野県下高井郡野沢温泉村3,524832.41%
13東京都台東区212,3884,9092.37%
14大阪府大阪市西区108,3402,3962.26%
15大阪府大阪市福島区80,9851,7862.26%
16長野県北佐久郡御代田町16,5513302.03%
17新潟県南魚沼郡8,1221511.89%
18新潟県南魚沼郡湯沢町8,1221511.89%
19東京都港区266,3064,6911.79%
20大阪府大阪市北区138,9452,3081.69%
21東京都墨田区284,5554,5701.63%
22大阪府大阪市天王寺区82,8811,3081.60%
23岐阜県加茂郡坂祝町8,2131291.60%
24東京都中央区176,8352,7611.59%
25岐阜県加茂郡富加町5,847871.51%
26愛知県名古屋市東区83,8321,2341.49%
27福岡県福岡市博多区242,2523,4421.44%
28鹿児島県鹿児島郡十島村66691.37%
29沖縄県石垣市50,1916611.33%
30和歌山県伊都郡九度山町3,888481.25%

人口156人の青ヶ島村は12人の減少で7.14%という高い減少率となっています。ワースト30のうち18自治体が北海道と長野県に集中し、特に人口1,000人未満の自治体での減少率が顕著です。山間部や離島の小規模自治体が多く含まれていることから、若者の流出と高齢化による人口減少が加速している実態が浮かび上がります。過疎地域の危機的状況はさらに深刻化しており、地域存続への課題が浮き彫りになっています。

社会人口増加率ワーストNo.1は「東京都青ヶ島村」

No 都道府県 市区町村 人口 人口増減数 人口増減率
1東京都青ヶ島村156-12-7.14%
2熊本県球磨郡球磨村2,786-172-5.81%
3沖縄県島尻郡渡名喜村300-17-5.36%
4青森県東津軽郡今別町2,193-118-5.11%
5山口県熊毛郡上関町2,269-121-5.06%
6宮崎県児湯郡西米良村1,021-52-4.85%
7山梨県南巨摩郡早川町884-45-4.84%
8北海道中川郡音威子府村636-32-4.79%
9北海道紋別郡西興部村981-49-4.76%
10北海道夕張市6,411-318-4.73%
11群馬県甘楽郡南牧村1,504-74-4.69%
12群馬県多野郡神流町1,564-77-4.69%
13北海道空知郡上砂川町2,459-119-4.62%
14長野県下伊那郡根羽村825-40-4.62%
15長野県下伊那郡売木村473-22-4.44%
16北海道歌志内市2,668-122-4.37%
17北海道天塩郡幌延町2,102-94-4.28%
18青森県下北郡風間浦村1,618-72-4.26%
19長野県下伊那郡大鹿村887-39-4.21%
20北海道枝幸郡中頓別町1,504-66-4.20%
21群馬県多野郡2,603-113-4.16%
22鳥取県日野郡日野町2,742-117-4.09%
23愛媛県西宇和郡8,062-333-3.97%
24愛媛県西宇和郡伊方町8,062-333-3.97%
25高知県長岡郡大豊町3,095-128-3.97%
26山梨県北都留郡丹波山村514-21-3.93%
27青森県東津軽郡外ヶ浜町5,152-206-3.84%
28福井県今立郡2,238-89-3.82%
29福井県今立郡池田町2,238-89-3.82%
30石川県輪島市23,119-902-3.76%

減少率が最も高いのは東京都の離島・青ヶ島村で、わずか12人の減少ながら人口156人に対して7.14%の大幅減となっています。上位30位中19箇所が北海道の自治体で、特に過疎地域の小規模町村が多く含まれています。また長野県の山間部の村や離島・へき地の自治体も目立ちます。この結果は、人口1万人未満の小規模自治体ほど社会減少率が高くなる傾向を示しており、基礎的な公共サービスの維持さえ困難になりつつある地域の存在を浮き彫りにしています。

明暗を分ける日本の人口移動—社会増減からみる地域の未来

2024年の社会人口増減データは、日本社会の変化を如実に映し出しています。大阪市をはじめとする大都市の復権と、北海道リゾート地などの観光地の躍進が顕著です。東京23区は依然として人口吸引力を持つものの、大阪や福岡など地方中枢都市の台頭も見られ、単純な東京一極集中ではない複雑な人口移動が進んでいます。一方で長崎市や神戸市西区などでは人口流出が続き、さらに小規模自治体では7%超の減少率を示す地域も。今後は観光資源の活用やテレワークの普及による地方分散、あるいは地域間の連携強化など、各地域の特性を活かした取り組みが求められるでしょう。

人が産まれない時代に“選ばれる街”とは?|2024年自然人口増減ランキング

全国の市区町村における人口動態に注目が集まる中、2024年の自然人口増減に関するデータが発表されました。都市部では港区や中央区が増加を牽引する一方、地方では深刻な人口減少が進行しています。このランキングでは、どの地域でどれだけの人口変動が起きているのか、その実態と背景を詳細に分析していきます。

【データ引用元】

本記事のデータは総務省が2024年7月24日に更新した「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数調査」を引用しています。

引用元URL:総務省公式サイト

人が産まれない時代に“選ばれる街”とは?|2024年自然人口増減ランキング

自然人口増減とは出生数から死亡数を差し引いた値で、その地域の人口の自然な変動を示す重要な指標です。今回のランキングでは、実数と率の両面から各地域の状況を分析。都市部の中心区や新興住宅地で増加が見られる一方、地方都市や過疎地域では大幅な減少が続いています。

自然人口増加数No.1は「港区」

No 都道府県 市区町村 人口 人口増減数 人口増減率
1大阪府大阪市2,757,64216,0550.59%
2福岡県福岡市1,593,91912,5210.79%
3東京都江東区539,1086,2261.17%
4埼玉県さいたま市1,345,0125,6790.42%
5東京都大田区733,6345,2090.72%
6神奈川県川崎市1,529,1365,1100.34%
7東京都台東区212,3884,9092.37%
8東京都港区266,3064,6911.79%
9東京都板橋区572,9274,6860.82%
10東京都墨田区284,5554,5701.63%
11東京都品川区408,2804,0841.01%
12東京都北区357,7013,9691.12%
13福岡県福岡市東区325,6903,8261.19%
14東京都中野区337,3773,7841.13%
15福岡県福岡市博多区242,2523,4421.44%
16大阪府大阪市中央区115,6163,2112.86%
17東京都足立区693,2233,1090.45%
18茨城県つくば市255,2443,0421.21%
19愛知県名古屋市中区95,8453,0053.24%
20大阪府大阪市浪速区76,7742,9804.04%
21東京都新宿区349,2262,9470.85%
22東京都豊島区291,6502,9461.02%
23愛知県名古屋市2,297,7452,8910.13%
24東京都葛飾区467,0002,8250.61%
25東京都中央区176,8352,7611.59%
26東京都世田谷区918,1412,7020.30%
27東京都練馬区741,5402,6260.36%
28東京都文京区232,1772,5241.10%
29東京都荒川区219,2682,4541.13%
30大阪府大阪市西区108,3402,3962.26%

データを見ると、自然人口増加数の上位には東京都心部や大都市の中心区が名を連ねています。港区が733人でトップ、続いて中央区721人、川崎市中原区468人と続きます。注目すべきは沖縄県の多くの市町村がランクインしていること。若い世代の多い東京都心部と子育て世代に人気の郊外都市及び沖縄県の地域が自然増を牽引しています。

自然人口増加数ワーストNo.1は「横浜市」

No 都道府県 市区町村 人口 人口増減数 人口増減率
1兵庫県神戸市1,500,425-10,492-0.69%
2福岡県北九州市921,241-8,155-0.88%
3新潟県新潟市767,565-6,349-0.82%
4静岡県静岡市677,736-6,003-0.88%
5広島県広島市1,178,773-5,958-0.50%
6京都府京都市1,379,529-5,661-0.41%
7長崎県長崎市395,843-5,352-1.33%
8神奈川県横須賀市383,488-4,709-1.21%
9大阪府堺市817,041-4,387-0.53%
10北海道函館市240,218-4,213-1.72%
11福島県いわき市306,714-4,176-1.34%
12青森県青森市267,520-4,024-1.48%
13広島県呉市205,349-3,892-1.86%
14北海道旭川市320,436-3,750-1.16%
15静岡県浜松市788,985-3,719-0.47%
16山口県下関市247,000-3,645-1.45%
17愛媛県松山市500,231-3,634-0.72%
18長崎県佐世保市236,906-3,567-1.48%
19岡山県岡山市698,671-3,349-0.48%
20高知県高知市316,410-3,314-1.04%
21長野県長野市365,572-3,213-0.87%
22和歌山県和歌山市356,472-3,182-0.88%
23秋田県秋田市297,316-3,154-1.05%
24新潟県長岡市258,205-3,082-1.18%
25青森県八戸市218,182-3,047-1.38%
26北海道釧路市157,519-2,964-1.85%
27福島県福島市267,924-2,820-1.04%
28鹿児島県鹿児島市595,042-2,792-0.47%
29香川県高松市419,739-2,685-0.64%
30岩手県盛岡市280,286-2,674-0.95%

自然減少数ワースト30を見ると、日本の主要大都市がずらりと並んでいます。横浜市が16,478人減、大阪市が15,725人減と突出しており、札幌市・神戸市・名古屋市と続きます。注目すべきは減少率ではなく絶対数でのランキングであるため、人口規模の大きな都市がワースト上位を占めている点です。高齢化が進む大都市では、出生数を死亡数が大きく上回る状況が常態化しつつあります。

【2024年版】自然人口増減”率”で見る市区町村ランキング

人口の絶対数ではなく増減率で見ることで、各地域の人口動態をより正確に把握できます。小規模自治体では少数の人口変動でも率として大きく表れるため、地域の実態をより鮮明に映し出します。増加率ランキングでは沖縄県や東京都心、減少率では山間部や離島の小規模自治体が目立ちます。

自然人口増加率No.1は「島尻郡北大東村」

No 都道府県 市区町村 人口 人口増減数 人口増減率
1北海道余市郡赤井川村1,35324722.33%
2北海道勇払郡占冠村1,59119714.13%
3北海道虻田郡留寿都村2,0361507.95%
4北海道虻田郡ニセコ町5,4813937.72%
5北海道虻田郡倶知安町16,5058695.56%
6長野県北安曇郡白馬村9,1593774.29%
7大阪府大阪市浪速区76,7742,9804.04%
8愛知県名古屋市中区95,8453,0053.24%
9北海道空知郡南幌町7,7852393.17%
10大阪府大阪市中央区115,6163,2112.86%
11沖縄県島尻郡北大東村557152.77%
12長野県下高井郡野沢温泉村3,524832.41%
13東京都台東区212,3884,9092.37%
14大阪府大阪市西区108,3402,3962.26%
15大阪府大阪市福島区80,9851,7862.26%
16長野県北佐久郡御代田町16,5513302.03%
17新潟県南魚沼郡8,1221511.89%
18新潟県南魚沼郡湯沢町8,1221511.89%
19東京都港区266,3064,6911.79%
20大阪府大阪市北区138,9452,3081.69%
21東京都墨田区284,5554,5701.63%
22大阪府大阪市天王寺区82,8811,3081.60%
23岐阜県加茂郡坂祝町8,2131291.60%
24東京都中央区176,8352,7611.59%
25岐阜県加茂郡富加町5,847871.51%
26愛知県名古屋市東区83,8321,2341.49%
27福岡県福岡市博多区242,2523,4421.44%
28鹿児島県鹿児島郡十島村66691.37%
29沖縄県石垣市50,1916611.33%
30和歌山県伊都郡九度山町3,888481.25%

自然増加率トップ30を見ると、沖縄県島尻郡北大東村が0.74%でトップ。続いて南風原町0.42%、東京都中央区0.41%と続きます。特徴的なのは、リストの約3分の1を沖縄県の市町村が占めていること。また、東京都心3区(中央・港・千代田)がすべてトップ15に入っています。人口規模が小さくても子育て世代が多い地域や、都心の富裕層が集まる地域で高い増加率が見られます。

自然人口増加率ワーストNo.1は「下伊那郡天龍村」

No 都道府県 市区町村 人口 人口増減数 人口増減率
1東京都青ヶ島村156-12-7.14%
2熊本県球磨郡球磨村2,786-172-5.81%
3沖縄県島尻郡渡名喜村300-17-5.36%
4青森県東津軽郡今別町2,193-118-5.11%
5山口県熊毛郡上関町2,269-121-5.06%
6宮崎県児湯郡西米良村1,021-52-4.85%
7山梨県南巨摩郡早川町884-45-4.84%
8北海道中川郡音威子府村636-32-4.79%
9北海道紋別郡西興部村981-49-4.76%
10北海道夕張市6,411-318-4.73%
11群馬県甘楽郡南牧村1,504-74-4.69%
12群馬県多野郡神流町1,564-77-4.69%
13北海道空知郡上砂川町2,459-119-4.62%
14長野県下伊那郡根羽村825-40-4.62%
15長野県下伊那郡売木村473-22-4.44%
16北海道歌志内市2,668-122-4.37%
17北海道天塩郡幌延町2,102-94-4.28%
18青森県下北郡風間浦村1,618-72-4.26%
19長野県下伊那郡大鹿村887-39-4.21%
20北海道枝幸郡中頓別町1,504-66-4.20%
21群馬県多野郡2,603-113-4.16%
22鳥取県日野郡日野町2,742-117-4.09%
23愛媛県西宇和郡8,062-333-3.97%
24愛媛県西宇和郡伊方町8,062-333-3.97%
25高知県長岡郡大豊町3,095-128-3.97%
26山梨県北都留郡丹波山村514-21-3.93%
27青森県東津軽郡外ヶ浜町5,152-206-3.84%
28福井県今立郡2,238-89-3.82%
29福井県今立郡池田町2,238-89-3.82%
30石川県輪島市23,119-902-3.76%

自然減少率ワースト30を見ると、長野県下伊那郡天龍村が-3.89%で最も深刻な減少率を示しています。次いで東京都西多摩郡奥多摩町-3.86%、同じく檜原村-3.73%と続きます。ランキングの大半を山間部や離島の小規模自治体が占め、人口1,000〜5,000人程度の地域が多く含まれています。若年層の流出と高齢者の死亡により、これらの地域では加速度的な人口減少に直面しています。

日本の人口動態から見える現実と今後の課題

今回のランキングから、日本の人口動態には明確な地域格差が表れています。東京都心部と沖縄県を中心とした一部地域では自然増が続く一方、多くの地域で自然減が進行しています。特に人口規模の小さな山間部や離島では、毎年3%を超える自然減少率を示す地域も出てきており、地域社会の存続が危ぶまれる事態に至っています。今後は単なる人口増加策だけでなく、人口減少を前提とした持続可能な地域づくりや都市計画が求められるでしょう。

増えた街・減った街|市区町村別 人口増減ランキング2024

今回は総務省が公表している最新の人口データを基に、全国の市区町村別の人口増減状況をランキング形式でお届けします。全国約1,700の市区町村の中で、どの地域の人口が増加し、どの地域が減少しているのか、実際の数値とともに詳しく見ていきます。市区町村単位での分析により、都道府県レベルでは見えてこない地域ごとの人口動態の特徴をご紹介します。

データ引用元

本記事のデータは総務省が2024年7月24日に更新した「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数調査」を引用しています。

引用元URL:総務省公式サイト

【2024年版】人口増減”数”で見る市区町村ランキング

人口増減数は地域の成長や衰退を示す重要な指標です。2024年の最新データでは、大都市を中心に人口増加が見られる一方で、地方都市では人口減少が続いています。市区町村ごとの具体的な増減数を見ることで、日本の人口動態の最新傾向が見えてきます。

人口増加数全国No.1は大阪市

No 都道府県 市区町村 人口 人口増減数 人口増減率
1大阪府大阪市2,757,64216,0550.59%
2福岡県福岡市1,593,91912,5210.79%
3東京都江東区539,1086,2261.17%
4埼玉県さいたま市1,345,0125,6790.42%
5東京都大田区733,6345,2090.72%
6神奈川県川崎市1,529,1365,1100.34%
7東京都台東区212,3884,9092.37%
8東京都港区266,3064,6911.79%
9東京都板橋区572,9274,6860.82%
10東京都墨田区284,5554,5701.63%
11東京都品川区408,2804,0841.01%
12東京都北区357,7013,9691.12%
13福岡県福岡市東区325,6903,8261.19%
14東京都中野区337,3773,7841.13%
15福岡県福岡市博多区242,2523,4421.44%
16大阪府大阪市中央区115,6163,2112.86%
17東京都足立区693,2233,1090.45%
18茨城県つくば市255,2443,0421.21%
19愛知県名古屋市中区95,8453,0053.24%
20大阪府大阪市浪速区76,7742,9804.04%
21東京都新宿区349,2262,9470.85%
22東京都豊島区291,6502,9461.02%
23愛知県名古屋市2,297,7452,8910.13%
24東京都葛飾区467,0002,8250.61%
25東京都中央区176,8352,7611.59%
26東京都世田谷区918,1412,7020.30%
27東京都練馬区741,5402,6260.36%
28東京都文京区232,1772,5241.10%
29東京都荒川区219,2682,4541.13%
30大阪府大阪市西区108,3402,3962.26%

2024年の人口増加数ランキングでは、大阪市が16,055人増と全国トップとなりました。続いて福岡市が12,521人増で2位、東京都江東区が6,226人増で3位となっています。 上位30位のうち、東京都の区部が16カ所を占め、23区への人口集中が続いています。また、大阪市中央区や浪速区、福岡市東区・博多区など、大都市の中心部が高い増加を示しています。 特筆すべきは、茨城県つくば市が18位にランクインしており、研究学園都市としての発展が人口増加に結びついていると考えられます。全体的に見ると、大都市圏の中心部や副都心エリアへの人口集中傾向が顕著です。

人口増加数ワーストNo.1は神戸市

No 都道府県 市区町村 人口 人口増減数 人口増減率
1兵庫県神戸市1,500,425-10,492-0.69%
2福岡県北九州市921,241-8,155-0.88%
3新潟県新潟市767,565-6,349-0.82%
4静岡県静岡市677,736-6,003-0.88%
5広島県広島市1,178,773-5,958-0.50%
6京都府京都市1,379,529-5,661-0.41%
7長崎県長崎市395,843-5,352-1.33%
8神奈川県横須賀市383,488-4,709-1.21%
9大阪府堺市817,041-4,387-0.53%
10北海道函館市240,218-4,213-1.72%
11福島県いわき市306,714-4,176-1.34%
12青森県青森市267,520-4,024-1.48%
13広島県呉市205,349-3,892-1.86%
14北海道旭川市320,436-3,750-1.16%
15静岡県浜松市788,985-3,719-0.47%
16山口県下関市247,000-3,645-1.45%
17愛媛県松山市500,231-3,634-0.72%
18長崎県佐世保市236,906-3,567-1.48%
19岡山県岡山市698,671-3,349-0.48%
20高知県高知市316,410-3,314-1.04%
21長野県長野市365,572-3,213-0.87%
22和歌山県和歌山市356,472-3,182-0.88%
23秋田県秋田市297,316-3,154-1.05%
24新潟県長岡市258,205-3,082-1.18%
25青森県八戸市218,182-3,047-1.38%
26北海道釧路市157,519-2,964-1.85%
27福島県福島市267,924-2,820-1.04%
28鹿児島県鹿児島市595,042-2,792-0.47%
29香川県高松市419,739-2,685-0.64%
30岩手県盛岡市280,286-2,674-0.95%

人口減少が最も激しいのは神戸市で、10,492人の減少となっています。続いて北九州市が8,155人減、新潟市が6,349人減と深刻な状況です。 特徴的なのは、地方の県庁所在地や中核市が多くランクインしていることで、広島市、京都市、長崎市などの主要都市も軒並み人口減少に苦しんでいます。また、函館市や旭川市など北海道の主要都市や、呉市、下関市など地方の工業都市も深刻な人口減少に直面しています。地方創生が叫ばれる中、地方中核都市の人口減少は地域経済にとって大きな課題となっています。

【2024年版】人口増減”率”で見る市区町村ランキング

人口増加の実態をより精緻に把握するには、増加数だけでなく増加率の視点も重要です。人口増加数では大都市が有利になりますが、増加率では人口規模の小さな自治体の動向も明確に現れます。

人口増加率全国No.1は余市郡赤井川村

No 都道府県 市区町村 人口 人口増減数 人口増減率
1北海道余市郡赤井川村1,35324722.33%
2北海道勇払郡占冠村1,59119714.13%
3北海道虻田郡留寿都村2,0361507.95%
4北海道虻田郡ニセコ町5,4813937.72%
5北海道虻田郡倶知安町16,5058695.56%
6長野県北安曇郡白馬村9,1593774.29%
7大阪府大阪市浪速区76,7742,9804.04%
8愛知県名古屋市中区95,8453,0053.24%
9北海道空知郡南幌町7,7852393.17%
10大阪府大阪市中央区115,6163,2112.86%
11沖縄県島尻郡北大東村557152.77%
12長野県下高井郡野沢温泉村3,524832.41%
13東京都台東区212,3884,9092.37%
14大阪府大阪市西区108,3402,3962.26%
14大阪府大阪市福島区80,9851,7862.26%
16長野県北佐久郡御代田町16,5513302.03%
17新潟県南魚沼郡8,1221511.89%
17新潟県南魚沼郡湯沢町8,1221511.89%
19東京都港区266,3064,6911.79%
20大阪府大阪市北区138,9452,3081.69%
21東京都墨田区284,5554,5701.63%
22大阪府大阪市天王寺区82,8811,3081.60%
22岐阜県加茂郡坂祝町8,2131291.60%
24東京都中央区176,8352,7611.59%
25岐阜県加茂郡富加町5,847871.51%
26愛知県名古屋市東区83,8321,2341.49%
27福岡県福岡市博多区242,2523,4421.44%
28鹿児島県鹿児島郡十島村66691.37%
29沖縄県石垣市50,1916611.33%
30和歌山県伊都郡九度山町3,888481.25%

北海道の余市郡赤井川村が22.33%の増加率で全国トップとなっています。北海道内では占冠村、留寿都村、ニセコ町、倶知安町が上位5位を占め、特にニセコエリアでの人口増加が顕著です。これらの地域は人口基盤が小さいため、比較的少数の人口流入でも高い増加率を示す特徴があります。例えば赤井川村は247人の増加で22.33%という高い増加率になっています。観光リゾート開発やテレワークの普及による移住者増加など、小規模自治体ならではの要因が背景にあると考えられます。

人口増加率ワーストNo.1は青ヶ島村

No 都道府県 市区町村 人口 人口増減数 人口増減率
1東京都青ヶ島村156-12-7.14%
2熊本県球磨郡球磨村2,786-172-5.81%
3沖縄県島尻郡渡名喜村300-17-5.36%
4青森県東津軽郡今別町2,193-118-5.11%
5山口県熊毛郡上関町2,269-121-5.06%
6宮崎県児湯郡西米良村1,021-52-4.85%
7山梨県南巨摩郡早川町884-45-4.84%
8北海道中川郡音威子府村636-32-4.79%
9北海道紋別郡西興部村981-49-4.76%
10北海道夕張市6,411-318-4.73%
11群馬県多野郡神流町1,564-77-4.69%
12群馬県甘楽郡南牧村1,504-74-4.69%
13長野県下伊那郡根羽村825-40-4.62%
14北海道空知郡上砂川町2,459-119-4.62%
15長野県下伊那郡売木村473-22-4.44%
16北海道歌志内市2,668-122-4.37%
17北海道天塩郡幌延町2,102-94-4.28%
18青森県下北郡風間浦村1,618-72-4.26%
19長野県下伊那郡大鹿村887-39-4.21%
20北海道枝幸郡中頓別町1,504-66-4.20%
21群馬県多野郡2,603-113-4.16%
22鳥取県日野郡日野町2,742-117-4.09%
23高知県長岡郡大豊町3,095-128-3.97%
24愛媛県西宇和郡8,062-333-3.97%
25愛媛県西宇和郡伊方町8,062-333-3.97%
26山梨県北都留郡丹波山村514-21-3.93%
27青森県東津軽郡外ヶ浜町5,152-206-3.84%
28福井県今立郡2,238-89-3.82%
29福井県今立郡池田町2,238-89-3.82%
30石川県輪島市23,119-902-3.76%

人口減少率が最も高いのは東京都の青ヶ島村で、わずか12人の減少ながら7.14%という高い減少率を記録しています。上位30位のうち、北海道の市町村が8つ、青森県が3つ、長野県が3つとなっており、過疎地域での人口減少が深刻化していることがわかります。特に人口規模が小さい山間部や離島の自治体が多くランクインしており、球磨村、渡名喜村、今別町などは5%を超える高い減少率を示しています。これらの地域では若年層の流出や高齢化の進行により、コミュニティの維持そのものが危ぶまれる状況にあります。総じて、過疎地域での人口減少は単なる数字の問題を超え、地域社会の存続にかかわる深刻な課題となっています。

二極化する日本 – 成長する都市と直面する課題

今回のデータから浮かび上がるのは、日本の人口動態が「大都市中心部への集中」と「地方の過疎化」という二極化の流れをさらに強めていることです。大阪市や福岡市などの大都市中心部、東京23区内では人口増加が続く一方、かつての地方の中核都市である神戸市や北九州市では深刻な人口減少に直面しています。また特徴的なのは、北海道ニセコエリアなど観光リゾート地での人口増加率の高さで、新たな働き方やライフスタイルの変化を反映した人口移動が活発化していることがわかります。人口増減は単なる数字の変化ではなく、住宅需要、商業施設の立地、インフラ整備、教育・医療サービスの提供など、地域の持続可能性に直結する重要な指標となっています。特に人口減少率が高い小規模自治体では、コミュニティの維持そのものが危ぶまれる厳しい状況に直面しており、日本社会全体として早急な対応が求められています。

今回は総務省が公表している最新の人口データを基に、全国の市区町村別の人口増減状況をランキング形式でお届けします。全国約1,700の市区町村の中で、どの地域の人口が増加し、どの地域が減少しているのか、実際の数値とともに詳しく見ていきます。市区町村単位での分析により、都道府県レベルでは見えてこない地域ごとの人口動態の特徴をご紹介します。

データ引用元

本記事のデータは総務省が2024年7月24日に更新した「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数調査」を引用しています。

引用元URL:総務省公式サイト

【2024年版】人口増減”数”で見る市区町村ランキング

人口増減数は地域の成長や衰退を示す重要な指標です。2024年の最新データでは、大都市を中心に人口増加が見られる一方で、地方都市では人口減少が続いています。市区町村ごとの具体的な増減数を見ることで、日本の人口動態の最新傾向が見えてきます。

人口増加数全国No.1は大阪市

No 都道府県 市区町村 人口 人口増減数 人口増減率
1大阪府大阪市2,757,64216,0550.59%
2福岡県福岡市1,593,91912,5210.79%
3東京都江東区539,1086,2261.17%
4埼玉県さいたま市1,345,0125,6790.42%
5東京都大田区733,6345,2090.72%
6神奈川県川崎市1,529,1365,1100.34%
7東京都台東区212,3884,9092.37%
8東京都港区266,3064,6911.79%
9東京都板橋区572,9274,6860.82%
10東京都墨田区284,5554,5701.63%
11東京都品川区408,2804,0841.01%
12東京都北区357,7013,9691.12%
13福岡県福岡市東区325,6903,8261.19%
14東京都中野区337,3773,7841.13%
15福岡県福岡市博多区242,2523,4421.44%
16大阪府大阪市中央区115,6163,2112.86%
17東京都足立区693,2233,1090.45%
18茨城県つくば市255,2443,0421.21%
19愛知県名古屋市中区95,8453,0053.24%
20大阪府大阪市浪速区76,7742,9804.04%
21東京都新宿区349,2262,9470.85%
22東京都豊島区291,6502,9461.02%
23愛知県名古屋市2,297,7452,8910.13%
24東京都葛飾区467,0002,8250.61%
25東京都中央区176,8352,7611.59%
26東京都世田谷区918,1412,7020.30%
27東京都練馬区741,5402,6260.36%
28東京都文京区232,1772,5241.10%
29東京都荒川区219,2682,4541.13%
30大阪府大阪市西区108,3402,3962.26%

2024年の人口増加数ランキングでは、大阪市が16,055人増と全国トップとなりました。続いて福岡市が12,521人増で2位、東京都江東区が6,226人増で3位となっています。 上位30位のうち、東京都の区部が16カ所を占め、23区への人口集中が続いています。また、大阪市中央区や浪速区、福岡市東区・博多区など、大都市の中心部が高い増加を示しています。 特筆すべきは、茨城県つくば市が18位にランクインしており、研究学園都市としての発展が人口増加に結びついていると考えられます。全体的に見ると、大都市圏の中心部や副都心エリアへの人口集中傾向が顕著です。

人口増加数ワーストNo.1は神戸市

No 都道府県 市区町村 人口 人口増減数 人口増減率
1兵庫県神戸市1,500,425-10,492-0.69%
2福岡県北九州市921,241-8,155-0.88%
3新潟県新潟市767,565-6,349-0.82%
4静岡県静岡市677,736-6,003-0.88%
5広島県広島市1,178,773-5,958-0.50%
6京都府京都市1,379,529-5,661-0.41%
7長崎県長崎市395,843-5,352-1.33%
8神奈川県横須賀市383,488-4,709-1.21%
9大阪府堺市817,041-4,387-0.53%
10北海道函館市240,218-4,213-1.72%
11福島県いわき市306,714-4,176-1.34%
12青森県青森市267,520-4,024-1.48%
13広島県呉市205,349-3,892-1.86%
14北海道旭川市320,436-3,750-1.16%
15静岡県浜松市788,985-3,719-0.47%
16山口県下関市247,000-3,645-1.45%
17愛媛県松山市500,231-3,634-0.72%
18長崎県佐世保市236,906-3,567-1.48%
19岡山県岡山市698,671-3,349-0.48%
20高知県高知市316,410-3,314-1.04%
21長野県長野市365,572-3,213-0.87%
22和歌山県和歌山市356,472-3,182-0.88%
23秋田県秋田市297,316-3,154-1.05%
24新潟県長岡市258,205-3,082-1.18%
25青森県八戸市218,182-3,047-1.38%
26北海道釧路市157,519-2,964-1.85%
27福島県福島市267,924-2,820-1.04%
28鹿児島県鹿児島市595,042-2,792-0.47%
29香川県高松市419,739-2,685-0.64%
30岩手県盛岡市280,286-2,674-0.95%

人口減少が最も激しいのは神戸市で、10,492人の減少となっています。続いて北九州市が8,155人減、新潟市が6,349人減と深刻な状況です。 特徴的なのは、地方の県庁所在地や中核市が多くランクインしていることで、広島市、京都市、長崎市などの主要都市も軒並み人口減少に苦しんでいます。また、函館市や旭川市など北海道の主要都市や、呉市、下関市など地方の工業都市も深刻な人口減少に直面しています。地方創生が叫ばれる中、地方中核都市の人口減少は地域経済にとって大きな課題となっています。

【2024年版】人口増減”率”で見る市区町村ランキング

人口増加の実態をより精緻に把握するには、増加数だけでなく増加率の視点も重要です。人口増加数では大都市が有利になりますが、増加率では人口規模の小さな自治体の動向も明確に現れます。

人口増加率全国No.1は余市郡赤井川村

No 都道府県 市区町村 人口 人口増減数 人口増減率
1北海道余市郡赤井川村1,35324722.33%
2北海道勇払郡占冠村1,59119714.13%
3北海道虻田郡留寿都村2,0361507.95%
4北海道虻田郡ニセコ町5,4813937.72%
5北海道虻田郡倶知安町16,5058695.56%
6長野県北安曇郡白馬村9,1593774.29%
7大阪府大阪市浪速区76,7742,9804.04%
8愛知県名古屋市中区95,8453,0053.24%
9北海道空知郡南幌町7,7852393.17%
10大阪府大阪市中央区115,6163,2112.86%
11沖縄県島尻郡北大東村557152.77%
12長野県下高井郡野沢温泉村3,524832.41%
13東京都台東区212,3884,9092.37%
14大阪府大阪市西区108,3402,3962.26%
14大阪府大阪市福島区80,9851,7862.26%
16長野県北佐久郡御代田町16,5513302.03%
17新潟県南魚沼郡8,1221511.89%
17新潟県南魚沼郡湯沢町8,1221511.89%
19東京都港区266,3064,6911.79%
20大阪府大阪市北区138,9452,3081.69%
21東京都墨田区284,5554,5701.63%
22大阪府大阪市天王寺区82,8811,3081.60%
22岐阜県加茂郡坂祝町8,2131291.60%
24東京都中央区176,8352,7611.59%
25岐阜県加茂郡富加町5,847871.51%
26愛知県名古屋市東区83,8321,2341.49%
27福岡県福岡市博多区242,2523,4421.44%
28鹿児島県鹿児島郡十島村66691.37%
29沖縄県石垣市50,1916611.33%
30和歌山県伊都郡九度山町3,888481.25%

北海道の余市郡赤井川村が22.33%の増加率で全国トップとなっています。北海道内では占冠村、留寿都村、ニセコ町、倶知安町が上位5位を占め、特にニセコエリアでの人口増加が顕著です。これらの地域は人口基盤が小さいため、比較的少数の人口流入でも高い増加率を示す特徴があります。例えば赤井川村は247人の増加で22.33%という高い増加率になっています。観光リゾート開発やテレワークの普及による移住者増加など、小規模自治体ならではの要因が背景にあると考えられます。

人口増加率ワーストNo.1は青ヶ島村

No 都道府県 市区町村 人口 人口増減数 人口増減率
1東京都青ヶ島村156-12-7.14%
2熊本県球磨郡球磨村2,786-172-5.81%
3沖縄県島尻郡渡名喜村300-17-5.36%
4青森県東津軽郡今別町2,193-118-5.11%
5山口県熊毛郡上関町2,269-121-5.06%
6宮崎県児湯郡西米良村1,021-52-4.85%
7山梨県南巨摩郡早川町884-45-4.84%
8北海道中川郡音威子府村636-32-4.79%
9北海道紋別郡西興部村981-49-4.76%
10北海道夕張市6,411-318-4.73%
11群馬県多野郡神流町1,564-77-4.69%
12群馬県甘楽郡南牧村1,504-74-4.69%
13長野県下伊那郡根羽村825-40-4.62%
14北海道空知郡上砂川町2,459-119-4.62%
15長野県下伊那郡売木村473-22-4.44%
16北海道歌志内市2,668-122-4.37%
17北海道天塩郡幌延町2,102-94-4.28%
18青森県下北郡風間浦村1,618-72-4.26%
19長野県下伊那郡大鹿村887-39-4.21%
20北海道枝幸郡中頓別町1,504-66-4.20%
21群馬県多野郡2,603-113-4.16%
22鳥取県日野郡日野町2,742-117-4.09%
23高知県長岡郡大豊町3,095-128-3.97%
24愛媛県西宇和郡8,062-333-3.97%
25愛媛県西宇和郡伊方町8,062-333-3.97%
26山梨県北都留郡丹波山村514-21-3.93%
27青森県東津軽郡外ヶ浜町5,152-206-3.84%
28福井県今立郡2,238-89-3.82%
29福井県今立郡池田町2,238-89-3.82%
30石川県輪島市23,119-902-3.76%

人口減少率が最も高いのは東京都の青ヶ島村で、わずか12人の減少ながら7.14%という高い減少率を記録しています。上位30位のうち、北海道の市町村が8つ、青森県が3つ、長野県が3つとなっており、過疎地域での人口減少が深刻化していることがわかります。特に人口規模が小さい山間部や離島の自治体が多くランクインしており、球磨村、渡名喜村、今別町などは5%を超える高い減少率を示しています。これらの地域では若年層の流出や高齢化の進行により、コミュニティの維持そのものが危ぶまれる状況にあります。総じて、過疎地域での人口減少は単なる数字の問題を超え、地域社会の存続にかかわる深刻な課題となっています。

減りゆく人、変わる街

今回のデータから浮かび上がるのは、日本の人口動態が「大都市中心部への集中」と「地方の過疎化」という二極化の流れをさらに強めていることです。大阪市や福岡市などの大都市中心部、東京23区内では人口増加が続く一方、かつての地方の中核都市である神戸市や北九州市では深刻な人口減少に直面しています。また特徴的なのは、北海道ニセコエリアなど観光リゾート地での人口増加率の高さで、新たな働き方やライフスタイルの変化を反映した人口移動が活発化していることがわかります。人口増減は単なる数字の変化ではなく、住宅需要、商業施設の立地、インフラ整備、教育・医療サービスの提供など、地域の持続可能性に直結する重要な指標となっています。特に人口減少率が高い小規模自治体では、コミュニティの維持そのものが危ぶまれる厳しい状況に直面しており、日本社会全体として早急な対応が求められています。

v10

今回は総務省が公表している最新の人口データを基に、全国の市区町村別の人口増減状況をランキング形式でお届けします。全国約1,700の市区町村の中で、どの地域の人口が増加し、どの地域が減少しているのか、実際の数値とともに詳しく見ていきます。市区町村単位での分析により、都道府県レベルでは見えてこない地域ごとの人口動態の特徴をご紹介します。

データ引用元

本記事のデータは総務省が2024年7月24日に更新した「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数調査」を引用しています。

引用元URL:総務省公式サイト

【2024年版】人口増減”数”で見る市区町村ランキング

人口増減数は地域の成長や衰退を示す重要な指標です。2024年の最新データでは、大都市を中心に人口増加が見られる一方で、地方都市では人口減少が続いています。市区町村ごとの具体的な増減数を見ることで、日本の人口動態の最新傾向が見えてきます。

人口増加数全国No.1は大阪市

No都道府県市区町村人口人口増減数人口増減率
1大阪府大阪市2,757,64216,0550.59%
2福岡県福岡市1,593,91912,5210.79%
3東京都江東区539,1086,2261.17%
4埼玉県さいたま市1,345,0125,6790.42%
5東京都大田区733,6345,2090.72%
6神奈川県川崎市1,529,1365,1100.34%
7東京都台東区212,3884,9092.37%
8東京都港区266,3064,6911.79%
9東京都板橋区572,9274,6860.82%
10東京都墨田区284,5554,5701.63%
11東京都品川区408,2804,0841.01%
12東京都北区357,7013,9691.12%
13福岡県福岡市東区325,6903,8261.19%
14東京都中野区337,3773,7841.13%
15福岡県福岡市博多区242,2523,4421.44%
16大阪府大阪市中央区115,6163,2112.86%
17東京都足立区693,2233,1090.45%
18茨城県つくば市255,2443,0421.21%
19愛知県名古屋市中区95,8453,0053.24%
20大阪府大阪市浪速区76,7742,9804.04%
21東京都新宿区349,2262,9470.85%
22東京都豊島区291,6502,9461.02%
23愛知県名古屋市2,297,7452,8910.13%
24東京都葛飾区467,0002,8250.61%
25東京都中央区176,8352,7611.59%
26東京都世田谷区918,1412,7020.30%
27東京都練馬区741,5402,6260.36%
28東京都文京区232,1772,5241.10%
29東京都荒川区219,2682,4541.13%
30大阪府大阪市西区108,3402,3962.26%

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今回は総務省が公表している最新の人口データを基に、全国の市区町村別の人口増減状況をランキング形式でお届けします。全国約1,700の市区町村の中で、どの地域の人口が増加し、どの地域が減少しているのか、実際の数値とともに詳しく見ていきます。市区町村単位での分析により、都道府県レベルでは見えてこない地域ごとの人口動態の特徴をご紹介します。

データ引用元

本記事のデータは総務省が2024年7月24日に更新した「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数調査」を引用しています。

引用元URL:総務省公式サイト

【2024年版】人口増減”数”で見る市区町村ランキング

人口増減数は地域の成長や衰退を示す重要な指標です。2024年の最新データでは、大都市を中心に人口増加が見られる一方で、地方都市では人口減少が続いています。市区町村ごとの具体的な増減数を見ることで、日本の人口動態の最新傾向が見えてきます。

人口増加数全国No.1は大阪市

No都道府県市区町村人口人口増減数人口増減率
1大阪府大阪市2,757,64216,0550.59%
2福岡県福岡市1,593,91912,5210.79%
3東京都江東区539,1086,2261.17%
4埼玉県さいたま市1,345,0125,6790.42%
5東京都大田区733,6345,2090.72%
6神奈川県川崎市1,529,1365,1100.34%
7東京都台東区212,3884,9092.37%
8東京都港区266,3064,6911.79%
9東京都板橋区572,9274,6860.82%
10東京都墨田区284,5554,5701.63%
11東京都品川区408,2804,0841.01%
12東京都北区357,7013,9691.12%
13福岡県福岡市東区325,6903,8261.19%
14東京都中野区337,3773,7841.13%
15福岡県福岡市博多区242,2523,4421.44%
16大阪府大阪市中央区115,6163,2112.86%
17東京都足立区693,2233,1090.45%
18茨城県つくば市255,2443,0421.21%
19愛知県名古屋市中区95,8453,0053.24%
20大阪府大阪市浪速区76,7742,9804.04%
21東京都新宿区349,2262,9470.85%
22東京都豊島区291,6502,9461.02%
23愛知県名古屋市2,297,7452,8910.13%
24東京都葛飾区467,0002,8250.61%
25東京都中央区176,8352,7611.59%
26東京都世田谷区918,1412,7020.30%
27東京都練馬区741,5402,6260.36%
28東京都文京区232,1772,5241.10%
29東京都荒川区219,2682,4541.13%
30大阪府大阪市西区108,3402,3962.26%

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【2024年版】人口増減数で見る市区町村ランキング

人口増加数全国No.1は大阪市

全国ランキング都道府県市区町村人口人口増減数人口増減率
1大阪府大阪市2,757,64216,0550.59%

人口増加数ワーストNo.1は神戸市

全国ランキング都道府県市区町村人口人口増減数人口増減率
1兵庫県神戸市1,500,425-10,492-0.69%

【2024年版】人口増減率で見る市区町村ランキング

人口増加率全国No.1は余市郡赤井川村

全国ランキング都道府県市区町村人口人口増減数人口増減率
1北海道余市郡赤井川村1,35324722.33%

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【2024年版】人口増減数で見る市区町村ランキング

人口増加数全国No.1は大阪市

全国ランキング都道府県市区町村人口人口増減数人口増減率
1大阪府大阪市2,757,64216,0550.59%
2福岡県福岡市1,593,91912,5210.79%
3東京都江東区539,1086,2261.17%

人口増加数ワーストNo.1は神戸市

全国ランキング都道府県市区町村人口人口増減数人口増減率
1兵庫県神戸市1,500,425-10,492-0.69%
2福岡県北九州市921,241-8,155-0.88%
3新潟県新潟市767,565-6,349-0.82%

【2024年版】人口増減率で見る市区町村ランキング

人口増加率全国No.1は余市郡赤井川村

全国ランキング都道府県市区町村人口人口増減数人口増減率
1北海道赤井川村1,264937.94%
2沖縄県北谷町28,5411,4085.19%
3千葉県印西市109,8743,9223.70%